原点

先週の金曜日、職場まで友人が迎えに来てくれたのでそのお礼にラーメンをおごりました。
というか、僕が無性にラーメンを食べたかっただけなんですが。
職場(大手町)から、昭和通りを抜けて蔵前橋通りを走っているときにラーメン食べに行こうという話になって、さてどこへ行こうかと思ったときに一軒ちょうどいいところを思い出しました。それは、僕が学生時代にラーメンにはまるきっかけとなったお店です。


そのお店の名前は「貴生(たかお)」です。
学生の頃、バイトしていたレンタルビデオ屋の社員さんたちがみんなラーメン好きな方で、夜中の2時頃に仕事が終わってから当時「ラーメンツアー」と呼んでいた夜食会に行っていました。ラーメンツアーの初期の頃に、僕が「なんてうまいんだ!」と感動したラーメンが奥戸街道沿いにある貴生なんです。
ここのラーメンは、ひたすらこってりです。系統で言うと「背脂ちゃっちゃ系」です。チャーシューめんを頼むと、チャーシューが花びらのように乗せられたどんぶりがドンと渡されます。
脂もかなりこってりで、味も濃い目だと思うんですがあっさり食べられちゃいました。ここのお店は、大盛りがない替わりに替え玉というシステムがあります。普通のラーメンもそうですが、前払い制なので替え玉の代金200円を渡し、しばし待つと一杯目と同じ量(多分)の麺がどんぶりで渡されます。昔は替え玉を2~3個ぺろりとたいらげ、スープを飲み干して腹八分目って感じだったんですが、今回は替え玉1個と友人が食べられなかった分0.3個位でもう勘弁状態になりました。「好物は後!」派の僕としては、最後の楽しみに残していたチャーシューを食べるのが苦痛だったのがとっても不本意でした。
久々に行った僕のラーメンの原点。
店自体あるかどうかわかりませんでしたし、奥戸街道沿いということしか覚えてなかったので店を発見するまで不安でしたが、黄色い看板を見つけたときはなんだか懐かしくてうれしかったです。スキンヘッドの店員さんも健在でした。
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