恐怖体験

昨日(12/2)、用事があって南越谷駅の府中本町方面行きのホームのベンチに座って人を待っていた。
すると、隣のベンチにカートをひいた人が座る気配がした。(自分は携帯のゲームに熱中してました。)
しばらくして、隣(女性だった)から
女性「Can you speak English?」
Oh～～～～！
英語だ英語だ！そうは見えないけど外国人なのかな？
喋れないけどとりあえず何か返さないと。
K「Sorry,I can’t speak English.」
女性「そうですか、じゃ、日本語で。」
はい、ここツッコミポイントです。
僕の顔を知ってる人は分かると思いますが、誰がどう見ても外人さんに間違われるような顔立ちはしておりません。
なんなんだこの人は？
女性「調布に行きたいんですけど、どう行けばいいんでしょう？」
英語についての”？？”が覚めやらぬまま、今度は普通に乗り換え情報を聞かれました。
日本の電車の乗り換えの事を外国人(と、少なくとも相手は思っていた？)に普通聞くか？
そのことはあえて顔に出さないようにする。
僕は自慢じゃないけれど電車の乗り換えとか全然分かりません。
都内へ電車通勤してるので詳しいと勘違いされることもありますが、自分が使っているルート以外は全く分かりません。
今回の、南越谷から調布までのルートだってどう行ったら一番良いのか全く分からず、どうなんでしょうねぇなんてお茶を濁してみると、
女性「私、この辺の人間じゃないんですよ、あ、秋田から来たんですけどね。信じてもらえないかもしれないですけど上野まで、あ、いや五反野まで新幹線で来たんですけど寝過ごしちゃって。お兄ちゃんから電話来てその事話したらお前は間抜けだなとか言われちゃって．．．(以下省略)」
この人ひとりで喋りたおしてるけど．．．。
この辺りから段々怖くなってくる。
女性「府中本町まで行った方がいいんですかねぇ？それとも日比谷線の方がいいんですかねぇ、あ、目黒経由になっちゃいますけど。あ、実は昔杉並に住んでたことあるんですよ～。」
道を訊ねるわりにはなんか知ってるじゃん．．．。相手の言ってることがあってるかどうかも分からないけど、杉並に住んでたんなら俺に聞かなくても分かるんじゃねーのか？
ちなみに、これ以降乗り換えの話は出てきません。
女性「わたし、あやこってなまえなんですけど、源氏名が色々あって～、あやとか～、レイとか～。あ、わたしエヴァが好きなんで綾波レイって事なんですけどね。あ、あとアキバも好きなんですよ～。」
ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ
女性「エヴァは、落ち込んでるときに見ちゃうとダメですね～。特に最後の方なんて見てるとどんどん落ちちゃうんですよ～。」
ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ
女性「秋田の男性は、あれですよ、黙って俺についてこいっていうタイプが多いんですよ。よく、九州男児がそうって言われるんですけど秋田の男もすごいんですよ。私の友達の○○ちゃんが秋田の男と結婚したんですけど最初は良かったのにしばらくしてやっぱり別れちゃいましたね～。」
ｶﾞｸﾌﾞﾙｶﾞｸﾌﾞﾙ
女性「秋田の友人に美容関係の人が多くて～、ふじわらみちこさんやIKKOさんとも会ったことあるんですよ～。」
ﾄﾞｰﾃﾞﾓｲｰﾖ．．．。
今でこそ日記のネタにしてますが、ホント怖いんですって。
早く、待ち合わせしてた連れが来てくれないかホームの階段の方をチラチラ見てたんですが、それがその喋りたおしてる女性の顔越しだったので向こうは顔をチラチラ見られてるとでも思ったんでしょうか、話はまだまだ続きます。
で、しばらくして、ふと相手が
女性「あ、もしかしてご結婚されてるんですか？」
直接僕と会った人なら知ってると思いますが、僕は左の薬指に指輪してます。
まだ結婚してるわけじゃないんですけどね。この女性はそれを見て言ってるんでしょうね。
女性「あ、もしかしてご結婚されてるんですか？」
K「はい(即答)。」
もう怖いんで、さっさと話を終わらせたかったんですよ。
はやいとこどっか行って欲しかった。
女性「顔を見ると、結構若く見えるんですけどもう結婚されてるんですね～。私も結構若く見られるけど、もう28だし子供も4歳だし。」
もう何も聞こえない．．．。
その後もなんか話してましたが、出来るだけ聞かないようにしてました。
どうすりゃ話が終わるんだと考えてると、ホームに電車が入ってきました。
その女性は、電車が停まって扉が開くと同時にカートを引いてスタスタと電車に乗っていきました。
え～～～～～～！！！！ヒトコトも言わずに～～～～～～？？？？？？？
この女性は、いったい何がしたかったんでしょうか？
僕はあいづち以外ではふたこと位しか声を発していなかったんですがその女性はず～～っと喋り続けてましたね。
あ～ほんと怖かった。