バンディットセパハン化作業

昨日の事です。
バンディットのハンドルを、アップハンからセパハンにしました。
このブログでも度々コメントを頂いている毒師匠のご自宅にお邪魔し、ガレージを使わせて頂き作業を行いました。
僕のバンディットは、元々セパハンのモデルだったのを前オーナーさんの手によりアップハンに変更されていました。結果的にそれを元に戻したわけですが、その作業は思っていたよりも手間と時間が掛かってしまいました。作業の目的として、バイクと言えば伏せて乗るライディングポジションが好きな為に是非バンディットでそれを実現したい!という事もありましたし、もう一点、現在のアップハンに使われてる各種ワイヤーって、なんだかやけに長いんですよね。ヘッドライト周りで無駄に大きく迂回しつつ、本来の場所(キャブとか)に向かってる感じで。以前に毒師匠に乗ってもらった時に、クラッチのタッチ・スロットルの回り方・オマケにチョークのつまみの違和感を指摘されましたが、これらが(適切な長さへの)ワイヤーの変更にてどれくらい改善できるかも楽しみです。
作業手順としては、
1.ワイヤー類を外す
2.ハンドル外す
3.ハンドルつける
4.ワイヤーつける
5.ポジション等調整する
といった流れなのですが、なにげに細かい問題が浮上してきました。パーツの問題で次回への持ち越し課題となったものもいくつかあります。
作業は、本来ならば僕がメインで手を動かして横から毒師匠にダメ出し&指導してもらいながら進めるはずだったのですが、え~っと...適切な表現をするならば
見るに見かねて
と言いましょうか(汗
途中からは毒師匠の作業を横で見ている僕、という構図になってしまってました。
以下作業も、一人称で自分がやったように書いてありますがほぼ毒師匠やってます(汗
本当に本当に申し訳ないキモチで一杯です。
1.ワイヤー類を外す
まず、タンクを外してからワイヤーを外します。
スロットルワイヤーは、とても手が入れにくくラジオペンチやドライバーなどを使いながらタイコを外しました。あと、スロットルワイヤーを固定する部分が、微妙に欠けていた様です。前の作業の時に見つけたタイラップ止めも、そのせいだったのですね。ここは、今回はどうしようもないので次回までにパーツを取寄せて交換予定です。
チョークワイヤーは固定されているトコのボルトを緩めれば簡単に外せました。
クラッチワイヤーは、クラッチのカバーを外して裏側を見ると外し方は簡単に分かるのですが、このクラッチカバーの裏側がとても凄い状態でした。まるでヘドロの如く、固形化したオイル(?)がこびりついていました。
このヘドロを取り除くのにWAKO’Sのブレーキクリーナーを初めて使ったのですが、これがまたもの凄い威力!汚れが落ちていくのを見てるとめちゃくちゃキモチイイっす!フツーに考えたら、ケミカル吹いてゴシゴシとやらなきゃ落ちなそうな汚れが、しゅーっとスプレーするだけでどんどん落ちていくんですよ♪ウチのガレージにも常備しておきたくなっちゃいました。
ワイヤーの手元側を外すのは、緩んでいれば簡単にいけます。
次の工程です。
2.ハンドル外す
この工程は見えるところ&工具が使いやすい所なので簡単に出来ました。ネジを緩め、ハンドルを外しました。そして、ハンドルを固定していたブラケットも取り、アッパーブラケットとフォークの上部が見える状態になりました。
3.ハンドルつける
ここから、脱着の「着」の方の作業になります。
ハンドル自体はとりあえず仮止めしておきます。
仮止めしたハンドルにスイッチボックス、グリップをつけます。
左側は、グリップよりも先にチョークのつまみ(?)を入れなければいけない事を後になって気付きました。グリップの脱着作業はかなり苦手です(泣
さらに、ハンドルには車体に付けた時に下側になる方にスイッチボックスを固定する穴が空いてるのですが、スイッチボックスにはこの穴に合うデッパリがありませんでした。そのため、スイッチボックスを付けたとき、ちょっとグラグラしてしまうようになりました。右側はそれほどでもないのですが、左側は比較的簡単にずれます。チョークを引くときにはボックスをおさえてあげないといけません。また、ボックスがずれて変な角度になってるとクラッチレバーと干渉してクラッチが切れなくなってしまうので注意が必要です。
4.ワイヤーつける
今回の作業の一番重要な工程になります。
毒師匠曰く、「ワイヤー類は取り回しが命」との事で、細心の注意を払いつつ作業を行いました。
まずはチョークワイヤーから。
これは外す時同様、簡単に行えました。タイコを固定してから、ワイヤーの端も固定して完了。
スロットルワイヤーは、狭い場所でかなり苦戦...。毒師匠にバトンタッチしたらすんなり。これはやはり今までの経験の差なんでしょうね。僕なんてマグナやジェイドのを合わせても両手(片手かも)で収まる位しか経験してません。逆に考えると僕みたいな新米(ライダー兼プライベーター)が経験者の作業を間近で見られるのってとっても勉強になるわけで。今回はホント勉強の連続でした。いかに僕が車いじりで手抜き作業を行っていたかが分かってしまったと思います(汗
話を戻し、次はクラッチワイヤー。今回の作業の台風の目、というか台風になったのがこのクラッチワイヤーです。
今回付けたハンドルは実は純正ではなくハリケーンというメーカーのハンドルなのですが、これが純正と形状が異なっていて、純正と比較するとハンドルバーが上に持ち上がっている状態になっています。各種ワイヤーは、もちろんハンドルより低い位置から来る為、ハンドルが(多少とは言え)上方向にずれている分ワイヤーに必要とされる長さが長くなるわけです。
今回の作業で使ったクラッチワイヤーは、事前にバイク用品店で注文した純正のワイヤー。もちろん純正のハンドル対応のワイヤーです。このワイヤーは、ハリケーンのセパハンでは使えないことが分かりました。どんな風に使えないかは、次の工程で明らかになりましたのでそこで説明します。
5.ポジション等調整する
最後の工程です。気持ち良くバイクに乗れるようにする為には必要不可欠な工程です。
まず、ハンドルの角度を調整して固定します。
純正ハンドルであればアッパーブラケットに穴が空いていて、その穴にハンドル側のデッパリを合わせる為ハンドル角度は固定となります。しかし、今回取り付けたハンドルはその穴に対応するデッパリ等無いため、自分のポジションに合うように角度を決めたらボルトを締めて固定することになります。このハンドルでは、他にもハンドルの垂れ角の調整も出来るようですが、とりあえず標準値(と思いたい。前オーナーさんが使っていたと思われる角度)のままで取り付けました。
次に、左右のレバーの固定。
左のクラッチレバー、右のブレーキレバーを固定します。僕が「ココだ!」と思ったトコで固定してもらって、毒師匠に確認してもらったらどうやら左右でズレてる様子。念のため毒師匠ポジションにして僕が乗ったら何となくしっくりきませんでした。結局僕のポジションに合わせて完了となりましたが、このやりとりで分かった事は、僕の体歪んでるかもしれません。もしくは左右の腕の長さが違うのかも(汗
最後に、チェンジペダルの位置調整です。
ステップの位置は固定ですが、ペダルの位置が調整出来ます。
今まではチェンジ時につま先が窮屈になる(足首が苦しくなる?)ポジションだったのが、やや楽にチェンジできるようにしました。(つま先が苦しくなるポジションというのは、事前に毒師匠に試乗してもらって分かりました。僕は、初のバイクなのでこれが普通と思ってましたが、改善後の状態に乗ってみたら違いは明らかでした。)
全ての調整が終わってから、外に出てエンジンを掛けおかしな箇所が無いかチェックを行いました。
エンジンは、「最初掛からないかもよ~」と言われましたが何の問題も無くエンジン始動!素晴らしすぎます!ただ、やはり始動直後は回転数が不安定のため、チョークを引こうとすると、チョークの根元(キャブ側)がちゃんと固定されてない(泣
しっかりと締めたつもりでいましたが、ボルトが錆びつつあった為か締める手ごたえが結構あったのでそれを最後まで締まったと勘違いしていたかもです。ここはアクセスしやすい場所なので次にタンクを降ろした時に締める事にします。ただ、こんな状態でも今までの超ロングなワイヤー(笑)の時よりも操作性は格段に向上しています。
スロットルの回り方は、とても好調です。今までは、スロットルを回した最初の動きとして、スイッチボックスの根元の部分がしっかり固定されて無い為にぐにゃっと曲がってワイヤーの伸びを吸収してしまっていたのです。更にスロットルを回す事でやっとキャブの方にその力が伝わるという、ダイレクト感を求めているならばとても考えられないダルな状態になっていました。全ての原因は社外のワイヤーに変えていた事、更にそのワイヤーの長さが適切ではなかった事が挙げられます。今回のワイヤー変更でしっかりと固定する事が出来、見違えるほどにスロットルのダイレクト感がましました。
あとは「1.ワイヤー類を外す」にも書いた通り、キャブ側のワイヤー取り付け部の改善が出来れば更に良くなると思われます。
で、問題となったクラッチワイヤー。
ハリケーンのセパハンと合わせるには短すぎました。フロントタイヤを左に切るには問題無いのですが、右に切ろうとするとワイヤーが伸びきってしまうようで引っかかる感触があります。さらに、エンジンが掛かった状態で1速に入れ、クラッチレバーを離してもストールしません。確認したら、エンジン側のワイヤーが引っ張られていて、常にクラッチが切れた状態になってました。こりゃいけないって事で、急遽クラッチワイヤーだけ元のロングな奴に戻す事になりました。
短い方では、上記の通り使う事は出来なかったもののクラッチレバーのタッチはとても良かったんです。一番最初に書いたように、適切な長さ(ちょっと短いんだけど汗)のワイヤーを使う事で操作感が向上するのを、身を持って体感しました。
あのクラッチを体験してしまった(と言っても握っただけだけど)後で、元のクラッチ握るの嫌だなぁって思ってたんですが、長すぎるワイヤーの取り回しを毒師匠のアドバイスの通りに行ってみたら...ん?
今までよりも全然タッチが良いぞ!?
直前で外した短いクラッチワイヤーと比べると流石に劣りますが、今までのタッチとは全く別物でした。取り回しひとつでこんなに違うものなのか...。とっても勉強になりました。
そんなこんなで、午後3時頃から作業を始めて終わったのは午後9時頃。
自宅に押しかけて作業を手伝って(というかやって)もらった事を感謝&詫びると「バイクいじってると楽しいから問題無し」なんて言ってくれて。
もう感謝感激です。
あと、作業を始める前の話ですが、僕がバイクに乗る時に着るジャケットを探しているのを知っている毒師匠から、「資格の合格祝い」って事でライディングジャケットを頂いてしまいました。譲ってもらうって事で話を進めていたのに...ホントにありがとうございます。大切に使わせて頂きます。帰り道の途中で雨に降られましたが、ジャケットのおかげで上半身は全く濡れる事無く家まで辿り着けました。
以上、毒師匠にお世話になりっぱなしのバイクいじりでした。
(写真が全く無いのは撮影し忘れて作業に没頭していた為です。ダメ弟子。)

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